『桶日和』 -足助屋敷イベント
足助屋敷のイベント-『桶日和(おけびより)』に行ってきました。
第1部は、足助屋敷の萬々館で、2代目桶職人の橘氏から桶についてのお話を伺いました。
桶と樽の違いや箍(たが)のことなど初めて知ることをたくさん教えていただき、とてもおもしろかったです。
第2部では、『薫風亭』のテラスに置いた釜で、ご飯を炊きました。
炊き上がったご飯です。
ちょうどいい具合におこげもあって、こうばしい香り。
有志がおこげのご飯で小さなおにぎりを握ってくださって、みんなで食べました。
とても美味しかったです~。
炊けたご飯の半分は半切りにうつしてちらし寿司を作り、もう半分は白飯の美味しさを味わうためにおひつに移しました。
ちらし寿司の上には、鮎の酢締めものっています。
生の鮎を食べたのは、生まれて初めてでした。
第3部は、檜茶屋に移動。
職員の方々が作ってくださった山里料理と、第2部で作ったちらし寿司ををいただきました。
季節の花が飾られ、やかんには足助屋敷で作った寒茶が入っています。
焼きたての鮎の塩焼きもたまらなく美味しかった!
手桶に氷水とうどん、そしてもみじの葉がひらりと1枚。
このうどんは、河合廣美さんの手打ち。
モチモチして美味しかったです~。
緑色のうどんは蓬入りです。
こちらは、縦2つに切った大きなキュウリが氷の上に。
だいぶ食べてから写真を撮ったので一本しか残っていませんが、山盛りで豪快に出てきました。
この手桶は楕円形です。
うーん、見ただけで涼しさが感じられます。
これらの桶は、足助屋敷の初代からの桶職人である川井銀正氏が作っています。
桶は保温性があって、寿司飯を人肌の温度に保つこともできるし、氷も溶けにくいそうです。
そして、木目の美しさ。
桶を使ってこんな風におもてなし料理を作りたい、桶をちゃんと手入れして愛着を持って長く使っていきたい、としみじみ思いました。
手書きのお品書きもかわいらしくて嬉しくなりました。
大満足の桶イベントでした。
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