2009年10月12日

栗の渋皮煮

連休中にしようと思っていた一つが<栗の渋皮煮>を作ること。
初めての挑戦です。

<栗の渋皮煮>は、10年前に足助に住み始めた年に、生まれて初めて食べました。
「栗の渋皮って食べれるんだ?!」とびっくりすると同時に、こんなに優しくて豊かな味を引き出す栗の調理方法があることにも驚きました。

そして、自分でも作ってみたいと思い一度<栗の渋皮煮>にチャレンジしたのですが、その時、包丁で鬼皮を剥こうとして手を切ってしまいました。
それ以来、挑戦は先延ばしに。

でも、とうとう、栗むきの恐を栗むき器の『栗くり坊主』を買いました。
栗の渋皮煮

この『栗くり坊主』、挟みのように向かい合った2枚の刃の内、1枚は分厚い包丁のようなまっすぐな切刃で、もう1枚はギザギザの刃です。
栗の渋皮煮
ギザギザの刃を皮に食い込ませてしっかりと押さえてから、切刃で切込みを入れて、剥いていきます。

本当にこの道具は役に立つのかしら?と少し心配しながら向き始めましたが、これが本当にスグレモノで、2時間ほど水につけておいた栗の皮が、難なくスルスルと剥けました。

それから、重曹を入れた水で煮てから筋をとり、
栗の渋皮煮
砂糖を入れて煮て保温鍋に一晩置きました。

できあがった<栗の渋皮煮>は、、、
<栗の渋皮煮>というよりも、<しっとりした天津甘栗>のようでした。
栗の渋皮煮
ちょっと残念な仕上がり。
うーん。。。

なぜかなぁ、と考えながらレシピを見ていて、私の失敗が2つ判明しました。

ひとつは、重曹で煮て筋をとった後、さらにもう一度、重曹の入った水で煮てアクをもっと抜かなければいけませんでした。
レシピを1行見落としていました。

もうひとつ、家に黒砂糖しかなかったので、黒砂糖を使いましたが、白砂糖もしくはキビ砂糖の方がよかったようです。

渋皮煮らしくはなりませんでしたが、しっとりした甘栗と思えば、じゅうぶんなおやつにはなりそうしっしっし

何度か作って、少しずつでも上達していけたら、と思います。
いつか、最初に渋皮煮を食べたときのような感動を味わえるようになりたいものですにこにこ



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この記事へのコメント
ついに栗くり坊主ゲットですか~~~!!

でもこちらは栗くり坊主1で栗くり坊主2ではないですね~~。
サビるとかであまり洗えないらしい???
でも刃を交換できるみたいですね♪

うちのは栗くり坊主2ですよ~~~。
Posted by ドキンちゃんドキンちゃん at 2009年10月12日 22:11
ドキンちゃん、

私の買ったのは、旧バージョンだったんですね。。。
錆びるということは、ステンレスじゃないのかな。
替え刃はついてましたが、、、

ドキンちゃんの栗きんとん、きれいにできてますね~。美味しそう!
栗くり坊主があると、生栗を買いたくなるのわかります。
私も栗きんとんもつくろうっと♪
Posted by うーうー at 2009年10月12日 23:29
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