牛肉の有馬煮

今日は家にある食材で夕食を作ろうと、冷蔵庫の前に屈んで、野菜室やら冷凍庫やらをゴソゴソ。

冷凍庫の底の方に、アルミ箔の小さな包みがたくさん入ったジッパーバッグが目に付きました。

ちょっと忘れていたけれど、6月にたくさん買って下ごしらえをして、冷凍しておいた実山椒です。

ラップとアルミ箔で二重に包んで冷凍しといたので、中は鮮やかな緑色で、包みを開くと凍ったままでも鮮烈な香りがたちました。

やまのぶの半額デーに買った牛肉の細切れもあったので、『牛肉の有馬煮』を作ることにしました。
有馬は山椒の産地でなので、山椒の実を入れて煮たものを、一般に『有馬煮』と呼ぶようです。

酒、みりん、砂糖、醤油を煮立てた中に牛肉を少しずつ入れて、火が通ったらボウルに取り出していきます。
下ごしらえして冷凍してあった山椒の実を入れて少し煮詰め、そこに牛肉を戻してひと混ぜしたらできあがりです。


せっせっせさんのブログで見たショウガご飯が合いそう、と思ったので、もう炊き始めていた炊飯器の蓋を開けて、ショウガの千切りと醤油をひとまわし入れました。

そして甘長ピーマンを油で炒めて塩コショウ。


有馬煮を作り始める前に、浅漬け用に、ナスとミョウガとシソと塩をビニール袋に入れて、冷蔵庫に入れておきました。
食べる直前に冷蔵庫から出して、ポン酢を加えて和えるだけで、冷えていてさっぱりした即席漬けになります


有馬煮がこってりしてるからサッパリしたものを一品、、、と、オクラのせ冷奴、トマト、アルファルファを一皿に盛りつけました。

もうちょっと少しずつ盛る方が上品に見えますね。。。

汁物は火を使いたくないので、間単に『梅吸い』にしました。
ただいま土用干し中の自家製の梅干（土用は過ぎてしまいましたが）、とろろ昆布、かつお節、醤油をお椀に入れて、

お湯を注ぎます。


ショウガご飯に牛肉の有馬煮をのせて食べました
牛肉は甘めに煮たのですが、山椒のピリッとした風味で味がしまって美味しく出来ました。
初めて作った料理が成功すると、嬉しい！
なんだか懐かしいような、ちょっと奮発した駅弁みたいな味わいでした
たくさん作ったので、明日のお昼はお弁当箱に詰めて食べてみようかな。