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2012年10月23日

フィンランドの織物キット

ヘルシンキ旅行に行った最終日、フィンランドの伝統織物リュイユ(ryijy)の工房(Suomen Käsityön Ystävät Oy)におじゃましました。
ホームページはこちら→http://www.kasityonystavat.fi/fi/etusivu

ヘルシンキ在住のパーソライネンひとみさんのガイドブック『北欧ヘルシンキ・スタイル』で紹介されていた工房です。
大きな織物は買えないとしても、刺繍キットやリュイユキットもあるということだったので、是非手に入れたいと思って伺いました。
ショップではないしビルの4階にあるので、少し場所はわかりにくいですが、地図を見ながら歩いている人に場所を聞きながら、なんとかたどりつきました。


そこで、買ったリュイユのキットがこちらです。

フィンランドの織物キット

工房の方にキットを見せてもらいながら、「欲しいけど織り機がないから無理だわ」と言うと、「織り機がなくても大丈夫。」と言って、練習用のキットを出してきて、作り方を見せてくださいました。
私と娘もその場で1針2針チャレンジ。

キットに入っている小さな紙ベラがあれば織れることがわかったので、1つ購入しました。

今日から少しずつ織っていこうと思います。

4種類のパターンの図面がキットの中に入っていたので、これを見ながら4色の混ざり毛糸の位置を決めます。


ヘルシンキでとてもいいなと感じたことの一つに、デザインの著作権がとても大切にされていることがあります。
このキットの4つのパターンの図面にも、デザインした人の名前と年号が書かれています。

ご存知の方が多いと思いますが、ヘルシンキのmarimekkoの生地も布のみみのところに必ずデザイナーさんの名前と年号があります。

フィンランドの織物キット

量産されて世界に輸出されている布であっても、そのデザインをした人の名前がわかります。marimekkoのデザイナーさんを紹介した本『SURRUR』を見れば、デザイナーさんのお顔もデザイナーさんによる布を使った作品の提案も載っています。

日常では、誰が作っのかわからない物を使うことが多い世界ですが、こういう作り手を尊重するスタイルは、デザインをする人たちにとっても、使う人たちにとっても、とても大切なことだと思うのです。



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Posted by うー at 10:12│Comments(2)手芸・裁縫
この記事へのコメント
糸、いい色ですな~。
冒頭のホームページ見ましたが、やみくもにクリックして、画像という画像を見ました。
とろける~

キットはとても不思議。
針とヘラみたいなのでどうやって織物に・・・
写真にうつっている生成りの布が、今から緑の糸で
埋められていくのですね。
過程や仕上がりに興味津々です。
Posted by せっせっせ at 2012年10月24日 10:12
織物、とても素敵なデザインでしょう~。
ちょっとわかりにくい場所にあったし、会社が入っているビルの1室だったのですが、呼び鈴を鳴らしておじゃまして、事務所&工房が見える場所で見学しながら説明していただいたんです。
キットも安くはなかったのですが、大好きな手芸の分野でフィンランドの1pieceを日本にもって帰れてよかったです。
Posted by うーうー at 2012年10月24日 11:25
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